リトリート解禁情報の前に。。。
ある年のインドマイソールでのカンファレンスの話。
質疑応答でのこと。
ある生徒さんが
”アシュタンガヨガの練習を毎朝練習していますが気分があまり良くなりません。ヨガの練習は生活にいいはずなのになぜですか?”
というような質問に対してシャラート先生。
”それは悲しい練習だね。 練習は癒し。
もし問題が始まるとしたらそれはアーサナの外見にフォーカスしすぎているからです” と。
また別の日には、
”アシュタンガヨガの練習はマインドの練習。 最近はアーサナのクオリティにフォーカスされすぎです。
アーサナのことを話すことがヨガではありません。 みんなアーサナについて話しすぎです。
身体が硬い人、柔らかい人が同じ空間で練習するのがヨガ。
この練習で身体と心を綺麗にしていきます。
そして整った身体と心、マインドに知識が宿ります” と。
そして別の年のカンファレンスでシャラート先生が
”僕はアーサナのアライメントのことはわからない。 でも生徒がどういう状況で何をするのがベストなのかはわかる” と話されていました。
これを聞いて僕は頷きました。
実際にシャラート先生にバックベンドのアジャストを受けた人は同じ意見だと思いますが、シャラート先生よりもバックベンドのアジャストが上手な先生を僕は知りません。 頭でアライメントを考えてする。のではなく、とても自然なアジャスト。
今期のカンファレンスでも "バックベンドのアジャストをする時は生徒と繋がっている" と話されていましたが、まさにです。 その瞬間瞬間を感じながらのアジャスト。
これはきっと、先生自身の練習でも常に呼吸に意識を向け、心身が整った状態だからだと思う。 そうじゃなかったら頭の中の知識で指導しちゃうもんね。
僕もシャラート先生のような指導ができたらなぁと思う。
整え方は人それぞれ。僕にとっては指導前の練習はやはり大切。
たとえそれがフルプラクティスじゃなくてもね。
30分や1時間でも。 整える。
*アライメントが必要ないということではなく、アライメントをどう使うかが大切です。 綺麗なアーサナのためではなくて、不必要な怪我をしないためのアライメント。 もしも綺麗さの為のアライメントになったら。。。
さっきの質問の生徒さんと同じ状況になっちゃうよね。
アライメントの大切さを否定しているのではありません。 大切です!
僕がシャラート先生の指導から感じることはアシュタンガヨガはどれだけ視点を定め、呼吸に意識を向け、全力で自身のプラクティスに集中しているか。
心は本質的におしゃべり。
この心を静めるためにドリシュティに集中する必要があり、呼吸にも意識をむけます。 全力でというのもとても大切です。
練習中、呼吸の数を数えるのも大切ですね。 無意識に好き勝手に呼吸すると、また心がおしゃべりを始めます。。。 あれ?何呼吸したっけ?みたいな。
また、ヴィンヤサの中に不必要な動きが入りったりしても心がおしゃべりを始めます。
テレビを見ながらや、会話をしながらの食事をしていたら食事を味わえないように。 また、何かに他のことに夢中になってる人に話しかけても聞こえないように。
舌や耳(体の身体)は正常に機能していても、それを感じる意識(意識の身体)がそこにないと(繋がりがないと)感じることはできません。
自身の呼吸との繋がりを保ちながら練習しましょう。
呼吸はリアルです。
なんかいっぱい書いちゃったね。
ついに!!! 遅!(謝)
淡路島リトリート情報です!
Doni・Seiya・Keigoの三人でリトリートです。
2012のゴアで会ってから、この三人で何かしたいな〜。と思っていました。
そしてこの6月に淡路島で実現します。
楽しく、そして学びのある滞在となることでしょう。
詳しくはDoniのHPから確認してください!
定員に制限があります。
急かさないけど、お急ぎください。
参加予定の皆さん、6月の淡路島でお会いしましょう!!!