何気に保存していて今朝読み返したものをシェアします。
Sri.K パタビジョイス師からヨガジャーナルへの手紙(1995年11月)
私は、とても多くの初心者の生徒がアシュタンガヨガを持って行って、彼らの名声と利益のためにサーカスまがいのものにしてしまったことに失望しました(「Power Yoga」,
1995年1・2月号掲載)。「パワーヨガ」というタイトル自体、私がグル(導師)であるクリシュナマチャリヤ師から受け取った深さ、目的、及びヨガシステムの方法の品位を落とします。力は神のプロパティ〔持つもの〕です。
誰かのエゴのために集められるものではありません。 内側の目的からかけ離れて偏ったヨガの方法は「6つの敵」(願望、怒り、貧欲、錯覚、心酔、ねたみ)を心の周りに築き上げることになります。 献身でもって実践された完全なアシュタンガ・システムは心の内に自由をもたらします。 ヨーガスートラII.28は「Yogaanganusthanat asuddiksaye jnanadiptih
avivekakhyateh」つまり「知識と識別の光が輝くように、ヨガの全ての局面を実践することは不純なものを壊します」と確証します。 まだ自分たち自身の実践〔練習〕で成熟していない生徒がこの方法を変えて、自分たち自身の限界の便宜をはかるために古代の血統のエッセンスを取り除いてしまったのは遺憾です。
アシュタンガヨガシステムは、決して「パワーヨガ」やあらゆるヨガ経典の伝統に逆らう全ての奇妙な創作(経典)と間違えられるべきではありません。
無知なボディービルの泥中に自由への貴重な宝石を失うのは残念なことです。
Sri.K パタビジョイス、アシュタンガヨガ研究所、マイソール、南インド
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「6つの敵」(願望、怒り、貧欲、錯覚、心酔、ねたみ)
内側の目的からかけ離れる・離れない
どちらにしてもこれら”6つの敵”はとても強力で手強い感情のように思います。
ですが
これらの敵を必要以上に成長させないためには、アシュタンガヨガをパフォーマンスとして実践するのではなく、
内側の練習に献身をもって実践する必要があるように思います。
心の成長へと実践できますように。
みなさん素敵な週末をお過ごしください:)
Harih Om.